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2018年7月29日日曜日

グレイテストショーマン 映画 感想

友達からこれめっちゃよかったーという話を聞いたり、よく読むブロガーさんも書いていたりして、見てみたかったグレイテストショーマンを日本行きの飛行機で見ました。

ララランドと同じ人が作ったということで、ミュージカルらしいという前情報しかなかったこの作品です。

ちょろっとあらすじですが、

貧しい仕立て屋の息子のバーナム(多分12歳ぐらい)は、父が使えるお屋敷の同じ年頃のお嬢さん、チャリティーと淡いロマンスを育み、父なきあとチャリティーが花嫁学校に行ってからも文通を続け、大人になって見事結婚までします。

鉄道会社で働き、娘も二人できて細々と暮らしていたバーナムは失業し、キリンや象の剥製を飾るミュージアムを作りますが、人気はサッパリ。一家は路頭に迷うかも?みたいな状況になってしまいます。が、娘たちの「生きたものを見せなくちゃ」の声にヒントを得て、奇人変人大集合!みたいなサーカスを立ち上げます。

反感も買ったこのサーカスですが、お客はたくさんで一躍お金持ちになるバーナム一家。一方で上級社会からは成り上がりめ、という目で見られ、娘も友達に嫌味を言われてたり、嫁の実家からも認められないバーナムは、もっと上を目指したいと新しい演出家を迎えたり、イギリスの女王に招かるよう手配したりしました。そしてそこで出会ったソプラノ歌手、リンドを迎え、正統派の舞台を始め、もとのサーカス団は新しい演出家に任せっきり、団員に反感を買ってしまいます。

これ以上書くとネタバレになっちゃうので、あとは見てみてください〜。

私が一番好きだったのは、

ヒゲのある女性だったり、小人だったり、有色人種だったりで「見世物」として後ろ指さされることが日常だったサーカス団員がバーナムがそれを武器に興行を続けるなかで、

「どんな姿であっても私は私よ」とプライドを持って歌う。

This is me  ディスイズミー という歌でした。



When the sharpest words wanna cut me down
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても
I'm gonna send a flood, gonna drown them out
洪水を起こして、溺れさせてやる
I am brave, I am bruised
私は勇敢よ、私は傷つけられた者
I am who I'm meant to be, this is me
これが私のあるべき姿なの、これが私よ


どうですか、グッときませんか。

私自信、容姿や状況で後ろ指差されることはたくさんありましたし、きっとこれからもあるとは思いますが、

どんな自分であれ、自分を認めて自信を持つ。
今の私にぴったりなメッセージでした。

是非みてください!

お読みいただきありがとうございました。

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2017年4月25日火曜日

ララランドを見た

これまた飛行機のなかでララランドを見ました。

アカデミー賞を何個もとって作品賞だったかとったら間違いでした〜?という騒動もあったこの作品、こんな新鮮な映画をここで見れるとは!ミュージカルは好きだしラッキー🎵

ネタバレありですのでご注意ください。

私の住むロサンゼルスが舞台のこの作品。女優を目指す女の人とジャズミュージシャンを目指す男のお話。

最初英語で見ていた私。主人公の女の人(ミア)はとりあえずオーディションで落とされまくりなのですが、せっかくセリフを言っているのにろくに見ていない審査員の方々。映画とはいえ、きっとこういう思いをしてみなスターになって行くんでしょうか??オーディションシーンを見て、やっぱり女優さんは演技が上手だわ、と感心する私。

ジャズピアニストを目指す男(セバスチャン)は自分のやりたいことではなかなか生活が成り立たないのでポップジャズみたいなバンドに誘われ、ちょいと人気がでてきます。 ですがやっぱり本当にやりたいジャンルではないので葛藤があったり。。

ミアはセバスチャンにアドバイスを受けて一人芝居の脚本を書き、上演をすることを決めました。本番の前にセバスチャンとけんかをしてしまい、セバスチャンも日にちを勘違いしていて仕事と重なり見れなく、会場にはほんの10人しか客がいませんでした。。

心がポッキリと折れたミアは実家に帰ってしまいます。が、ミアの一人芝居を見た業界人がミアに興味があるのでオーディションに来て欲しいという伝言を伝えにセバスチャンははるばるネバダまで運転し、迎えに行くのです。

見事役をゲットしたミア。ただ撮影はフランスで、セバスチャンともお互いの夢を追いかけるためお別れした二人。

そして数年がたち、ミアは成功し、いつの間に結婚して子供もいるよう。

旦那さんと出かけた先でセバスチャンが作りたいと言っていたジャズバーの看板を見つけ入ります。ミアに気づいたセバスチャンは二人の思い出の曲を弾き、その間もしも全てがうまくいっていたなら、な妄想が浮かびますが、曲は終わり、ミアとセバスチャンは切なく、しかし笑顔で見つめ合い、ミアはバーを出て行き、それぞれの人生をおくるのでしょう。

くわー切ないわー。

若かりし日の恋愛あるあるですわー。

色使いがポップで素敵な映画でした。

ロサンゼルス地域に住んではいるけど映画とかテレビ関係者は多分あんまり住んではいないところに住んでます。たまに華やかな地域にいくとおしゃれな人とか明らかに一般人の空気とは違う人がいますね〜。憧れます〜。

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2007年12月11日火曜日

自分の力

まだ高校生の頃、ミュージカルに挑戦をしたことがある。結局ミュージカルというよりも一人一芸をやって、お客に点数をつけてもらう、という形になったんだけれども、そもそもその中のメンバーに選ばれるためのオーディションの事をよく覚えてる。
1分間自己アピールをせよ、ということで、歌う人あり、一人芝居する人ありで、私はダンスをする事にした。その当時、私はジャズダンスを習い立てで、振り付けも適当で、実は半分アドリブでめちゃくちゃなもんだった。
だけどなんと通ってしまった。
そもそもどうしてそのオーディションを受けようと思ったのかというと、エコーズの辻さんがNHKの番組で司会をやっていて、辻ファンだった私はそれにつられて出てしまったのである。
審査には参加しないよ、といって後ろの方で座っている辻氏を合格発表の後で近づくと、彼は、
「一番最初に君は受かるな、と思った」
とおっしゃっていただいたのである!
思えばそれに気を良くして、だらだらその後練習をさせていただき、(発声、ダンス、お笑い等)最初に書いたように全部自分たちで話から何からやれよ、という趣旨の番組だったので、結局一人一芸に決まったのだけど、元々芸のない私は本番あまりぱっとしない芸をして、結局完全不燃焼のような気持ちでその青春の一ページは幕を終えたのである。
本番も見に来てくれた辻氏はこういった。
「君にはちょっと期待していたんだけどねぇ」
ごめんなさい辻さん。失望させてしまって。いや、後の彼の華麗なる成功からすると、きっとそんな事はとっくにきれいさっぱりと忘れているのはわかっている。
あれから17年。私は今もいろいろ挑戦して、今も自分で、一体私は自分の力を出し切れているのだろうか、と自問する。