2011年6月4日土曜日

日本の政治とAKB48

アメリカでやっているフジサンケイグループ系のニュース番組を毎日録画して見ています。このFCI Morning news はフジテレビ系の夕方のニュースとめざましテレビの内容から政治経済、芸能ニュースなど一時間で幅広くカバーしている番組で、これを毎日見ていれば日本の事が大体分かってしまうありがたい番組です。

さて、震災後、早くも3ヶ月を迎えようとしている日本。

いろんなニュースがありました。震災後X時間後に救済された人々、著名人による炊き出し、プロ野球開催の日にちを巡っての騒動などなど。。

そのなかでよく伝わってこなかったのが、福島原発による放射能被害。一体どの程度ひどいのか、何を気をつけた方がいいのか、全部政府が言う通り"大丈夫"なんだろうか。すぐには影響はないってどういう事なんだろうか。なぜ昨日基準値を超えた野菜が今日は平気になっているのか。そして、4月、5月、と時が過ぎたころ、実は福島原発は1号機、2号機、3号機でチェルノブイリの時よく聞かれた”メルトダウン”だという。メルトダウンって相当ひどいんじゃなかったっけか?

私なりに放射能被害については周りの友達もいろいろリンクを送って来てくれている事もあり、一通り調べてみましたが、やはり東関東〜東北あたりの放射能被害はかなり深刻で、昨日基準値を超えていた野菜や水が今日は平気なのは、日本政府が”暫定基準値”をどんどん引き上げているからで、それはかなり高い濃度な様子。

こちらのウェブサイトが分かりやすくまとめてくれてます。


(イラスト付き)こんなに緩い日本の暫定基準値


管総理の政治がどうこうと騒がれています。ここ4、5年、1年以上総理でいた総理はいなかった日本。ころころ人が変わっても何もいい事はありません。一般市民の政治への関心は薄れるばかりで この震災がなかったとしても日本の国力は下がりっぱなしでしょう。ただ、放射能の問題を通して感じられるのはいかに問題を先送りにするのかを最優先にしているような政治はやはり問題だと思います。

毎日この日本のニュースを見ていて手に取るように分かるのはAKB48の新曲だとか総選挙とかのことでしょうか。Everyday、カチューシャのメロディラインがふと暇なときに頭によぎります。。