2010年9月5日日曜日

読書感想文 : デトックスバイブル by 大森 隆史

地球環境が崩れて来ている事が今年の夏当たりにはひしひしと実感させられる、2010年夏もそろそろ終わろうとしているのではないでしょうか。日本や各地での猛暑、台風などの自然災害。まるで地球が悲鳴を上げているような気さえしてしまいます。
私たちの体もそんな地球とともに化学物質や環境ホルモンに侵されているのかも、なんて思ったりもします。この本、デトックスバイブル by 大森 隆史 はデトックスに興味を持って来たときにたまたま図書館で借りて来た物です。
言うまでもなく、いろんな食品にいろんな化学物質が入っている。これはもう、普通に生きていく限り、しょうがない事です。いちいち気にしていたら、生活できません。せめてきれいな水を毎朝起きたときに室温で飲む事を習慣にし、デトックス効果のあるハーブティーを毎日飲んで、ついでにサプリメントも飲んで、なるべく肉や魚を食べず、野菜や果物もなるべく安全そうな物を選び、自炊する事を心がけて、地球のためにもゴミを減らし、エコな生活を心がける事が、私たちひと個人としてとりあえずできる事なのかも? と思いました!

2010年9月4日土曜日

アメリカの消費税 

私の住んでいるカリフォルニアロサンゼルス近郊のこの街での消費税はなんと9.75% 高いでしょう。でもこの消費税、食品にはかかりません。アルコール類にはかかります。レストランでのテイクアウトや、レストランで食べるとかかります。でもスーパーの中に売ってるお惣菜等にはかかりません。
これってなかなかいい制度ですよね。政治家の皆様、参考になさっては。
かからないもの一例。
果物
肉類
加工食品
お惣菜


2010年8月31日火曜日

サングリアと官僚たちの夏

今ハマっているのがサングリア。いろんな作り方があるみたいだけど、私の作るのは超簡単。オレンジの皮を剥いて半分位をちょっと絞り、搾りかすも一緒にグラスに入れて、ワインを注ぐだけ。しかもどんなワインもそれなりにおいしくなってしまうから嬉しい。土日のドラマ見るときに飲んでます。
日曜日の夜につい最近までやっていた官僚たちの夏。全部見ました。実在した人を基にしたフィクションみたいですが、戦後の日本を先進国の仲間入りにさせた舞台裏の様子というか、その頃の政治背景がなんとなくわかり、とても興味深かったです。アメリカは当時から相当あくどいですね。
それにしても、いまの民主党ときたら、やれ小沢だ鳩山だ菅だとか、払う余裕がないのに子供手当だとか、龍馬にしても、官僚たちの夏としても、日本人同士で争っている場合じゃないっていうのが歴史の中の教訓としていろいろドラマになっていたりするのに、どうしてこんなに反省しないんでしょうか。

2010年8月24日火曜日

勝海舟 by 武田鉄矢氏の言葉

ロサンゼルスでも龍馬伝が放送されているので毎週見ています。先週は第26話をやっていました。龍馬が西郷どんに初めて会うところです。また、この回では神戸海軍操練所が閉鎖になってしまいました。武田鉄矢さん演じる勝海舟が操練所のみんなに語る言葉を聞き、感慨深かったです。

このままでは、日本は危ない。
急がねえと、おいらの寿命がなくなっちまう。
だが、だが、おめえさんたちは違う。
おめえさんたちには、時がある。
ここから先は、おめえさんたちの舞台の幕が開く。
昔、海は日本と世界を隔てていた。
だが今は違う。
海が、日本と世界をつなげている。

と。

先生!って駆け寄りたくなりますね。
実は、このエピソードを見る前に夢を見ました。
話の前後は夢だったので覚えてないんですが、武田鉄矢氏が、
「このままだと、破綻しちまうなぁ。」と言っている夢。
起きた後、どういう事なんだろう。私は何をすればいいんだろうって思わず考え込みました。

そしてその次の日位に龍馬伝での勝海舟の言葉を聞き、デジャヴを感じました。

2010年8月3日火曜日

プチうつにフラワーエッセンス

プチうつにフラワーエッセンス

いろいろと不安になりやすい世の中です。本屋さんにいくとうつ関連の本がたくさん並んでいて、たくさんの人々があらゆる不安を抱えながら生きているんだろうな、と思わされます。

私も慣れない土地に住み、いろんな事で悩んだりして生きています。人間関係、お金、結婚、等。一度カウンセリングを受けたいと思いましたが、私の持っている医療保険では精神科はカバーされないと知ってうつうつとしていたときに、友達に教えてもらったこのバッチフラワーレメディは「こんな時に」の症状がいろいろあって、読んでいるだけで効く気がします。

例えば。。

何か漠然とした不安に駆られている人に: アスペン Aspen




過去の事を思い出してばかりいて、今にフォーカスできない: ハニーサックル Honeysuckle



等、いろんな症状に応じて選ぶ事ができます。

このフラワーエッセンスはその名の通り、花のエキスからできていて、一日に3〜4回3滴ほど口にたらします。同時に7種類まで一緒に使えます。また、薬ではないので副作用がなく、子供から大人まで、またまたペットにも使えるそうです。

私が今使っているのは、


ある特定の状況で不安感を感じたり、シャイになってしまう人へ: ミムラス Mimulus


決定的な何かのために希望が見いだせないときに: スウィートチェストナット Sweet Chestnut


などなど。精神科の薬も副作用などが怖いので、こういったヒーリングもいいんじゃないでしょうか。

2010年7月29日木曜日

よくわかるアメリカ 政党について。

アメリカの政党には大きく分けて二つある。
一つはオバマ大統領の属する民主党 Democrat (デモクラットと呼ぶ)
もう一つは前大統領のブッシュが属している保守派の Republican (リパブリカン)

大抵の話ですが、Republican リパブリカンは白人で金持ち。とても信心深い(大抵キリスト教)税金を払うのを渋り、小さな政府を理想として、堕胎はいかなる理由があろうとも許さず、鉄砲を好む。国民皆保険などとんでもない事と反対している(税金を払いたくないから)。特に中西部(テキサス州、アリゾナ州等)にすんでいる。FOXニュースを情報源としている。このFox Newsはニュース番組なのだけど、非常にリパブリカンよりの報道をする。

リパブリカンの歴代大統領の中ではレーガン大統領が最も有名でリパブリカンの英雄として祭り上げられている。彼の功績とは何かというと、それまであった国民皆保険制度を取払い、自由経済という名の基に金持ちへの税制を優遇した。その後の各企業のCEOのサラリーは天井知らず。格差社会を加速させた。

リパブリカンには金持ちの支持者が多いのでありとあらゆるメディアを使うので、選挙に強い。
キャピタリズム~マネーは踊る プレミアム・エディション [DVD]


2010年7月27日火曜日

読書感想文 やがて哀しき外国語 村上春樹

今1Q84が話題になっている村上春樹さんのエッセイ、「やがて哀しき外国語」を読みました。村上春樹さんの本は好きで、1Q84と他の数冊を除き結構読んでおります。このエッセイは村上さんが80年代終わりから90年代始め頃に数年間アメリカのプリンストン等で暮らしている間に書かれたようです。
私もアメリカに住んでいるので、年代がかなり違っているけれども、ああそうそうそう、と共感する事が多く。特に外国語で話すときの心得、というのが大変参考になりました。
1)何を伝えたいのか自分でよく把握してから言う事
2)自分の理解しているシンプルな言葉で伝える事
3)大事な部分はなるべく比喩を入れて言い換える事。ゆっくりしゃべる事。
そしてこれらのポイントは、そのまま文章の書き方にも通じるという事。