2010年7月27日火曜日

読書感想文 やがて哀しき外国語 村上春樹

今1Q84が話題になっている村上春樹さんのエッセイ、「やがて哀しき外国語」を読みました。村上春樹さんの本は好きで、1Q84と他の数冊を除き結構読んでおります。このエッセイは村上さんが80年代終わりから90年代始め頃に数年間アメリカのプリンストン等で暮らしている間に書かれたようです。
私もアメリカに住んでいるので、年代がかなり違っているけれども、ああそうそうそう、と共感する事が多く。特に外国語で話すときの心得、というのが大変参考になりました。
1)何を伝えたいのか自分でよく把握してから言う事
2)自分の理解しているシンプルな言葉で伝える事
3)大事な部分はなるべく比喩を入れて言い換える事。ゆっくりしゃべる事。
そしてこれらのポイントは、そのまま文章の書き方にも通じるという事。

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