2010年7月27日火曜日

読書感想文 やがて哀しき外国語 村上春樹

今1Q84が話題になっている村上春樹さんのエッセイ、「やがて哀しき外国語」を読みました。村上春樹さんの本は好きで、1Q84と他の数冊を除き結構読んでおります。このエッセイは村上さんが80年代終わりから90年代始め頃に数年間アメリカのプリンストン等で暮らしている間に書かれたようです。
私もアメリカに住んでいるので、年代がかなり違っているけれども、ああそうそうそう、と共感する事が多く。特に外国語で話すときの心得、というのが大変参考になりました。
1)何を伝えたいのか自分でよく把握してから言う事
2)自分の理解しているシンプルな言葉で伝える事
3)大事な部分はなるべく比喩を入れて言い換える事。ゆっくりしゃべる事。
そしてこれらのポイントは、そのまま文章の書き方にも通じるという事。

2010年7月20日火曜日

マンハッタンの住宅事情

最近HGTVのSelling New York という番組にはまっている。マンハッタンのいろんな物件を二つの不動産会社がクライアントとともに紹介する番組。例えば100平方メートルぐらいの2ベッド2バスルームのアパートでも軽く3億するからすごい。それでもここ数年の不況のため、一時期よりはずっと安くなったり、なかなか売れなかったりするらしい。
もひとつ驚きなのが不動産会社が手に入れるコミッション。6%ぐらいで、3億のコンドミニアム(日本で言うマンションですか)を売ると、コミッションがなんと18万ドル。日本円で一ドル88円だとすると、1584万円ですよ。だから不動産セールスレイディの持つバッグも当然のようにエルメスのバーキン。
fabulous (ファブラス:セックス・アンド・ザ・シティでよく使われる言葉)な世界があるもんですよ。うらやましぃ!

2010年7月18日日曜日

小沢健二について語ろうかと

オザケンのコンサートがあると聞いてチケット取りたかったっけどとれなく、その後行った人のブログ等見て、こんなだったのかーと想像し、え?オザケン結婚?と驚き、シッカショ節をダウンロードしたが、海外在住なので振り込みできず、ただi tuneで繰り返しオザケンの歌を聴いている、ある夏の日。

2010年4月22日木曜日

読書感想文:家日和 奥田英朗


いろんな家庭を描いた短編集。どれもとっても面白かった!月並みな感想ですけど。この人の本、こんど日本に帰ったら全部読んでみたいと思いました。サスペンスとかも読んでていいんだけど、私の現実も結構シビアだったりするので、こういうユーモアの効いた本を最近は好んで読んでいます。
私としては最後の妻と玄米御飯がヒットしました。私も玄米食べているけど、マクロビにすっかりはまっている友人のようにはどっぷりつかれない。この作品、ひょっとして作者の実体験から来ているんでしょうか?

2010年4月14日水曜日

オザケン、お誕生日おめでとう!

14日。アメリカだと今日だけど、日本では昨日オザケン誕生日でした。今年は日本で祝ったのでしょうね。はー。

小沢健二について語ろうかと

オザケンのコンサート、行きたいなぁ。

私がオザケンにはまったのは友達のAちゃんがコンサートに誘ってくれてから。横浜アリーナで、オザケンの曲もあまり知らないのに一緒に行って、とても感動して、楽しくて興奮して帰って来てから。

一番好きなのは流れ星ビバップ。一度カラオケで歌ったら、他のみんなが「いい歌詞だねー」と言っていた。

うらやましいぜ、又これを生で聴ける方々。

2010年4月8日木曜日

Lady,GO 桂 望実 (著) : キャバ嬢の世界を垣間みれます。


自分に自信がなく、ネクラで派遣を転々とする平凡な女子がひょんな事からキャバ嬢を体験する事になり、最初はその場しのぎのつもりであったがだんだんはまっていき、その仕事をとおして夢を実現し、自己を確立していくストーリー。
キャバ嬢って私とは正反対の性格の女子がなるものかと思っておりました。若い頃は男子に媚を売る事とか周りとうまくやろう、とか、あんまり考えずに自分勝手にしていた私。そんなことが今となっては処世術としてなんて大切だったんだろうと悔やまれる今。
お客様の話を良く聞き、マメにお店に足を運んでもらうようにメールや手紙を出し、すてきに着飾って高給をもらう。お触りNGで明朗会計、スタイリストもいて健全なお店が舞台になっていることもあり、ああ、こんな世界なら私も若いときにバイトでやっておくんだった〜、なんて思ってしまいました。この物語の世界は数年前で今ほど景気が悪くはなかっただろうから、華やかだけど、今はこういう職も大変なんでしょうねぇ。世知辛い世の中ですよ。