毎日のようにヤフーニュースで半分青い、のあらすじが出てくるのでつい読んでしまうんですけど、この朝ドラ、わたしも日本に3週間里帰りした時にみてました。ちょうどスズメが漫画家を諦めて100均の店員のバイトを始めたぐらいをみてました。
このドラマが始まった時の第一印象は、主人公が1970年代生まれということで、私も朝ドラの主人公と同じ年代になったのかーと思ったこと。
連ドラの主人公って戦前に生まれて結婚して戦争中とか関東大震災で一度全てを失ってまた頑張ってやり直す、みたいなテンプレートがあるような気がしていたので。
あと星野源ファンなので歌を聴きたいと思ったこと。
脚本が北川悦吏子ということで、ああ、ロンバケとか愛していると言ってくれのあの人、ロンバケは私も大好きでした。が、朝ドラはどうなんだろうと不安に思ったのですが。。
なんというか不安は的中でしたかね。
ヤフーニュースで持ち上げる記事と裏腹にコメント欄では不評の嵐です。
普通の月9だったら普通のお話だったとは思いますが、朝ドラでやるには新しすぎたのではないでしょうか。
私らの年代は苦労知らずで、ふらふらした人が多い年代です。(私もその一人か)少なくとも食べるものに苦労した人が多いわけでもなし、小さい頃から習い事の一つや二つしてきた世代です。家庭によって差はあるかもしれないけど。人口が多い割には今ひとつ結束がないとも思います。なんというか、お互い仲間というより敵というかね。
就職活動とか働いてからの苦労はあるかもですけどね。ブラック企業とか。
でも70年代初めに生まれた私たちは70年代後半とか80年代初めに生まれた人たちの方が就職氷河期とか不況とかを知っているからかえってしっかりしているのかもと周りを見て思うんですけど。例えば男がデート代全部出すとかいう決まりがあるわけでないとか。
なのでスズメが決してだらしないわけでもないとも思うんです。
これから朝ドラで引きこもりの話とかも出てくるかもしれないんです。
戦争が風化して、朝ドラを見る世代も変わってくることで、いろいろ変わっていくんでしょうね。
でも、スズメのような本当の凡人はヒロインにはふさわしくないのかも、ですよね。最後の最後でなんか発明するらしいですけど底に流れる一貫した努力がなさそうですし、ラブロマンス要素は朝ドラでは伏線ぐらいの感じですよね。それがなんか主流だし。
NHKらしくって言っちゃなんですけど、ヒロインはやっぱり一つ突き抜けて努力しているとか、才能があるとか、一般人が尊敬する要素があった方が良かったような気がします。
ちなみに私は小林綾子さんと同じ年。
おしんにはハマりました。。
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