笑っていいともが始まったのは１９８２年。これは私がちょうど９歳で覚えています。わらっていいともの前の番組の笑ってる場合ですよ。も何となく覚えています。私の世代はいつか有名になっていいともに出る！というのを妄想した事のある人はかなりいるんじゃないかと。。
タモリさんって『タモリ論』という本でも出ている通り、どんな人が出てきてもどんな事がおこってもさらっと受け流すことというかやり過ごすことができる人だなあと思ったのが数年前日本に帰国して、タモリさん司会の音楽番組を見ていた時の事。
ある人気アイドル男性が歌う前のちょいトークで自らの豪勢な買い物エピソードをぶっきらぼうにしゃべっているのをみて、私は正直驚きました。目上の方であるタモリさんにそんな無表情に偉そうな内容を淡々としゃべるアイドルをみて私は「なんか日本も変わったなぁ」と思ったのでした。ちょうど勝ち組とか負け組などの言葉が流行って貧富の差がはっきり付き始めた時期だったんでしょうね。
そんなぶっきらぼうアイドルに対しタモリさんは眉一つ動かすことなく、淡々と、「じゃ、歌の方お願いします。」か何か言っておりました。
タレントさんを見ていると毒舌で知られるあの人この人、たくさんいらっしゃいますが、タモリさんが昼の顔で居続けたのはやはりタモリさんの偉ぶる事ない人柄に多いによるものなんじゃないかなーと思ったりします。
去年日本に帰ったときにお昼の番組を見る機会はあまりなかったのですが、ちょうどテレホンショッキングは終わっていて、その後のコーナーがオカマさんいらっしゃいみたいな感じだったので、チャンネル変えて美魔女君島十和子さんの夏バテ防止メニューを見たんですけどね。
今度の月曜日で終わってしまう笑っていいとも。又一つ時代は動いて行くのですね。
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