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2013年3月19日火曜日

今年も風邪

もう3月になり、明日は春分の日。日も長くなり暖かくなりました。
今年の風邪は小学生の息子が一ヶ月に一度はもらってきて,つい最近は私と一歳8ヶ月の娘が結構酷い事になりました。

とはいえ豆乳ヨーグルトと鼻うがいで私自身は去年に比べたらずっと軽症ですみましたが、娘は初めて結構苦しみました。周りの人や友達の友達はやれ発熱が5日続いた、とか救急車で運ばれた、とか入院した人もいたらしく、それに比べたらまだ良かったかもしれないけど。

さてTPP参加表明をした日本。農業ばかりの問題としてとらえている人がたくさんいるみたいですが、医療や金融にもいろんな無茶なことを突きつけられると聞きます。

アメリカの医療制度がどんなに酷なのかをちょっと紹介。

私の持っている保険では医者に行くたびに$30かかる。医者に正味一分ほどでも見てもらい、風邪ですね、と言われるだけでco-payという診察料が$30 子供も日本のようにX歳までただとかもないので一回$30 (日本円1$=96計算だと2880円)薬は物により$5~30ぐらいまで。耳鼻咽喉科とかのスペシャリストに見てもらうだけで$45.00ちなみにインフルエンザで行こうとも検査する事はまずなし。熱も測らない、本当にお粗末な診療でも$30
例えば風邪で母、子供二人で医者にかかるとそれだけで一万円弱かかる。薬代をいれたら余裕で一万円以上。後に保険会社がカバーしきれなかった分の請求が来たりする。私は喘息持ちで数年前ちょっと酷かったので良い医者にかかりアレルギーの血液検査をしてもらおうとしたらDiductableというややこしい名の下にまず$1000(日本円で96000円)払えという事になる。要するに手術とかちょっと変わった検査をするたびに$1000払うのはしょうがない事ということでしょうか。

救急病院にいったら家計破綻はすぐそこで、少なくとも$500は払わされ、救急車なんか呼んだ日には後日$3000ぐらい請求は当然で、(値引きには応じてくれるらしいが)
日本は今のところ保険には恵まれているから逆に救急車をタクシー代わりに悪用したりする人もいるらしいし、医者もインフルエンザにかかったら気軽にタミフルを処方したりと気軽に医者に行ける分、あとは医者の方も薬を処方する事でお金が入る仕組みになっている事での弊害もあるかもしれない。

でもアメリカでは保険を手に入れるのがそもそも難しく、高い。大抵は雇用されている会社を通して保険に申し込めることになっているのだが、それも会社により雇用されている人のみとかだたりする。フリーランスの人とかは個人で保険に入らなくてはならないのだけど、既存の病気があるとそもそも入れてももらえない。私も十何年前かに断られた。やっと入った保険は年に3回しか医者にかかる事ができなく、その上いつも100ドルほど後で請求された。今思えばなんのための保険だかわからない。時には保険なしでその都度現金で払った方が安上がりなときもある。高額な個人向け保険料のために実際保険なしの大人もゴロゴロといる。

マイケルムーアのシッコという映画、あれは誇張じゃなくほんとの話。TPPによって日本も人ごとじゃなくなるかもね。





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2012年9月21日金曜日

強い者と弱い者

日本で父親としゃべっていると大企業は絶対!と信じている人っているんだよなぁ、と思う。

「大企業がそんな事する分けない」
「それ(ある製品)は大企業がちゃんと絡んでいるのか?」
「大企業はちゃんとしたデータに基づいて。。」

ここ数年、私の中では 大企業=腹黒く自分たちの事しか頭にない という図式が成り立っている。モンサント(アメリカの遺伝子組み換え食品流通に躍起な会社)とか、バンクオブアメリカとか、製薬会社とかは地球環境とか一般人のことは一切考慮せず、いや、一応自分たちのイメージupの為にやれ環境に優しい植林プロジェクト、とかコカコーラやマクドナルドが子供の健康のためにナントカ基金、とかやったりしている。マクドナルドが子供の健康のためにってちゃんちゃらおかしい。大企業はちゃんとしたデータに基づいて人の心をコントロールする術は確実にとらえてるけどね。

でもやっぱり大企業に働いている人やその家族の待遇の良さはうらやましいとも思います。

数年前にこのコーポレーションというドキュメンタリーを見た。TPPだかそれと似たような協定に入った中南米の国の人々はアメリカの企業によって雨水をバケツにためる事さえ禁止された。人々の長い戦いと犠牲の後、それは撤回されたけど、末恐ろしく思った。日本の人々、みんなに見てほしい。

政治家選びは慎重に。。





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